導入事例

エンジニア領域の様々な技術課題に対応しています。

ご要望に応じたFPGA評価のご提案

導入に至ったきっかけ

これまで、新規開発のたびに似たようなモジュールを毎回作り直していたため、車載システムの開発時間やコストがかかっておられました。そこで開発プロセスの短縮化や、モジュール化による開発効率アップを想定し、FPGAでのシステム開発をご依頼頂きました。

導入前に抱えていた課題

従来は、無線波到来方向の推定処理をMATLAB®スクリプトで行っていましたが、ソフトウェア実行では処理が遅く、アルゴリズムそのものをハードウェア化することで高速化したいと検討されていました。また、AIが搭載された車載システムが市場に増えており、エッジAIを導入した製品の開発を検討していました。こうした課題を考慮した結果、エッジAIやIoTに対応でき、低コスト化・高性能化が進むFPGAを選定されました。

導入後の活用例

FPGAでの開発により、車載システムの処理速度を従来の1,000倍に高速化できました。構想段階では、生産終了が近い部品の代替品の検討も並行して進めた結果、FPGAの柔軟性を生かしたEOL対応が実現しました。また、ディープラーニングを導入した車載システム開発への支援も開始しています。

もたらした効果、達成した数値

FPGAをモジュール化することで開発プロセスの短縮化と、車載システムの処理高速化が実現できました。また、エッジAI分野の技術力を強化するというお客様の課題も達成できました。

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