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中西金属工業、自動走行型フォークリフトの完成を発表。物流業界への人手不足解消の兆しに

「省力」への活発化、原動力は加速するAI技術

20211214日、中西金属工業株式会社(以下、NKC)の輸送機事業部は、開発を進めてきた「スライドフォーク」の完成を発表しました。同製品の開発により、社会問題でもある工場・物流現場の人手不足を解決する効果が期待されています。

これまでパレットに合致したフォークの設置作業には直接的なマンパワーが必要不可欠でした。そのため自動走行技術があったとしても、結局は途中で作業中断しなければならないことが挙げられており、作業効率を阻害する要因の一つでもありました。

自動走行型フォークリフト「ROBO Fork15」

ROBO Fork15360度セーフティーレーザースキャナや完全無軌道の走行機能といった安全性を確保しながらも、マッピング技術により無人で荷物を運べる性能に特化した製品です。加えて、スライドフォークにはフォークリフト作業に欠かせないパレットの自動判別機能と、フォークの自動調整機能が搭載されました。

そのため荷物を運ぶ自動運行を保ちながら、荷物ごとにフォークを位置調整する作業に人の力を使う必要がなくなることから、作業効率の促進が想定されます。

見えづらい現場にも自動化は求められる

近年、積極的に力を入れてきた工場・物流倉庫で行われる作業の自動化ですが、根幹となる目的は何も作業効率化だけではありません。

今回のフォークリフトを例に挙げるならば、パレットとフォークの調整は危険が伴う作業の一つでもありました。フォークの固定がきちんとされていないことによって怪我を負ってしまった事例もあり、安全に作業する危機意識も常に持たなければなりません。

工場や物流倉庫内での作業員不足は、深刻な社会問題の一つに含まれるほど膨れ上がっています。またそれに対して最先端の技術を開発し、多くの課題解決に貢献してきた技術者も見られます。

人の省力化・機械による自動化が増加する社会現象ですが、これから現場、そして私たちの暮らしにどんな未来を与えてくれるか、一時も目が離せません。

(画像はプレスリリースより)

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