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ABBとパッカー社が提携し、EVトラックユーザーに高性能充電ソリューションを提供
EVインフラの世界的リーダーであるABB株式会社(以下、ABB)は2月10日、パッカー社の一部門でありパッカー社とその顧客に充電ソリューションを提供するパッカー・パーツ社との業務提携を発表しました。
提携がトラックのEV化を進める
ABBが提供する充電システムは急速充電や負荷管理がされている夜間充電のどちらでも行うことができ、ユーザーであるそれぞれの会社で最適な充電が可能になります。そして、パッカー・パーツ社が提供するEV充電ステーションは、さまざまな規模の会社に合わせた充電器で対応しています。
中型・大型EVトラックには、強力なバッテリーが搭載されています。長距離輸送やラストワンマイル配送を支えるために、輸送中の停車時間に急速充電を行うなどの技術が重要になります。そんな各配送会社の事情に最適化した充電ソリューションが、両者の提携によって提供されます。
充電ネットワークの拡充
近年でも北米は、運輸部門が温室効果ガス排出量は25%を占めている現状があります。充電ソリューションの充実がEVトラックの導入を後押しすることで、運輸部門のカーボンニュートラルや騒音削減につながっていくことが期待されています。
パッカー社の最高技術責任者であるジョン・リッチ氏は、「ABBとパートナーシップを締結することで、この優れた充電ソリューションを世界規模で提供できることを嬉しく思います」と述べています。
(画像はプレスリリースより)
- ABB株式会社のプレスリリース
https://new.abb.com/
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