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エプソンが高速・高精度、省スペースに特化した産業用スカラロボットの受注を開始
国際ロボット展に出展
エプソン販売株式会社は2022年2月28日、産業用水平多関節(スカラ)ロボットの新商品『GX8/GX4』、『T6-B/T3-B』と6軸ロボット『C12』をラインアップに加え、同日より受注を開始しました。
同社は2022年3月9日から12日まで東京ビッグサイトにて開催された「2022国際ロボット展」に出展し、これまで培ってきた各種生産プロセスにおける自動化のためのソリューションを展示しました。
幅広いニーズに対応し活用シーンを拡大
新商品である『GXシリーズ』は「GYROPLUS Technology(ジャイロプラステクノロジー)」に対応し、高速・高精度を追求したモデルです。
超小型ジャイロセンサーを搭載したアームが、振動をリアルタイムでコントローラーにフィードバックすることで振動を抑え、正確性が高めることで、今まで人手に頼っていた超精密部品などの難作業にも対応することができます。
コントローラー一体型で省スペースの『Tシリーズ』は、100V電力稼働の省エネ・省電力仕様で、プログラム開発ソフトウェアを同梱。
限られたスペースでの単純作業など、これまで自動化をためらっていた領域でのニーズにも対応します。
6軸ロボット『C12』は、立体物への塗装作業などに強みを発揮するモデルです。
力覚センサーシステムに対応し、高速・高精度で稼働する6軸高可搬質量(負荷)モデルとして小型・軽量を実現したことで、装置設計が容易になり、活用シーンの拡大を可能にします。
(画像はプレスリリースより)
- エプソン販売株式会社のプレスリリース
https://www.epson.jp/osirase/2022/220228.htm
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