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SGSTが東工大とモバイルロボットの自動走行について共同研究を開始

3次元ライダーによる高精細なデータマッピング技術開発

株式会社SGST(以下、SGST)は44日、モバイルロボットの自動走行をより高知能に、高精度に実行できるよう、東京工業大学との技術共同研究を開始することで合意したと発表しました。

3次元ライダーによる高精細なデータマッピングを実現させるもので、令和4年度4月より着手するとしています。

モバイルロボット

ライダー(LIDAR)とは「Light Detection and Ranging(光による検知と測距)」の略語で、レーザー光を発射し、その反射光を捉えることにより対象となる物体までの距離や方向を測定する、リモートセンシング技術です。

レーザー光は電波に比べ、光束密度が高く、そのため高精度に物体の位置や形状を検出できるメリットがあります。 

自動車やロボットの自動運転・自動走行をなめらかに実現するには、2次元だけでなく3次元での高精細な環境情報が不可欠です。

かつては360度全方位を検出する、機械的回転方式のライダーセンサーが一般的でしたが、昨今は半導体技術や光技術が進展し、機械式駆動部を廃した、より小型で軽量の3次元ライダーセンサーへの置換が進んできています。

3次元ライダーによる高精細なデータマッピング技術開発

最新技術をより早く実用レベルへ

こうした背景から、SGSTと東京工業大学工学院機械系では、共同研究により、3次元ライダーセンサーに関するデータ処理アルゴリズムの構築を目指すこととしました。

完成次第、実用レベルとしてのモバイルロボットへいち早く搭載、高知能化を推進し、高精度な自動走行を実現させていく方針です。

なお、この共同研究の期間は、20224月から20233月までと予定されています。

SGSTでは、新型コロナウイルス対応に追われる飲食店やレジャー施設、医療機関などのスタッフにおける負荷の軽減を図るべく、AI搭載のロボットによる非接触サービス化提案を進めています。

飲食店では配膳ロボットの活用による感染リスクの低減や人件費削減が、レジャー施設や医療機関では除菌ロボットによる効率的な除菌作業が実現されました。大規模病院向けでは、院内の案内係としてロボットを活用する提案も進めていく計画で、幅広く社会に貢献するロボットソリューションを展開していくとしています。

(画像はプレスリリースより)

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