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停電時にEVからの給電でエレベーターを動かすシステムを開発

EVからの給電でビル設備を稼働するV2Xシステムの実証を開始

株式会社日立ビルシステム(以下、日立ビルシステム)は、地震などの災害による停電時、電気自動車(EV)のバッテリーからエレベーターなどのビル設備に給電を行い、継続利用を可能とするシステムを開発しました。

日立ビルシステムの亀有総合センターに導入したV2Xシステムを使った実証を開始しています。

V2X対応の充放電装置・ハイブリッドPCSで停電時も給電

地震を始めとする自然災害による停電時、高層ビルやマンションではエレベータや給水などのビル設備が使い続けられるよう、非常用バッテリーや太陽光発電設備を整備し、災害に対するレジリエンスを強化するニーズが高くなっています。

その一つとして、日立ビルシステムはEVとビルをつなぐV2XVehicle to X)に対応した充放電装置・ハイブリッドPCSHybrid Power Conditioning System)を開発。

V2X対応の充放電装置・ハイブリッドPCSで停電時も給電

ハイブリッドPCSは太陽光発電設備用とバッテリー用の2つのPCS(直流交流交換装置)を一体化した装置で、V2X対応化することでEVからもエレベータなどのビル共用部設備への給電を可能にしました。

これによりEVのバッテリーを電源として、エレベータは分速30mの低速運転で継続的に稼働が可能です。

今後は2022年中の実用化を目指し、日立ビルシステムのビルソリューション研究開発拠点である亀有総合センターに導入済みのシステムを使い、実証を進めていくとしています。

(画像はプレスリリースより)

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