さらに上流工程へ。鍵になるのはマネジメント力。

プログラミング力とマネジメント力をともに磨くエンジニア

2009年 新卒入社 制御系エンジニア

田中 勝也

制御分野への興味が深まり、エンジニアの道へ。

大学では機械、電子、制御に関する知識と技術を学びました。研究の中心になったのは、部品にどのような力がどれくらい負荷をかけるのかを調べる応力解析や、セラミックに穴あけ加工を行う工具寿命の改善など、機械系の分野でした。そうした中、C言語を使って簡単なプログラムをつくるといった制御分野も追究。機械の知識を基にしながら、制御への興味が次第に高まり、これらの学びを総合的に生かした仕事に就きたいと思うようになったのです。
日本テクシード(現パーソルR&D)に入社したのは、一つの分野だけでなく、エンジニアとしてさまざまなフィールドを経験し、多くの技術にふれたいと考えたから。この思いを実現するには、多種多様な業界・企業へエンジニアを送り出しているため最適と判断しました。また、グループでの配属が基本という方針も入社の決め手に。相談できる上司や仲間が近くにいるというのは、何よりの安心材料だと思います。

上司のサポートも受けながら、入社5年でリーダーに。

私が入社したのはリーマンショック直後の2009年4月で、経済も企業活動も停滞していた時期。自動車部品メーカーの工場でライン作業を行うという貴重な経験もしました。その後、自社の研修に参加し、念願だった制御に関する仕事に就きました。2年目3人で構成されたチームの中で、私は自動車エンジン制御の単体試験を担当。自社の先輩や配属先の方々に必要なツールの使用方法などを教えていただきながら、一つずつ仕事を覚えていきました。その後、エンジンの電子制御ユニット(ECU)のプログラム設計を行うなど経験を重ね、5年後にリーダーとしてプロジェクト管理を任されるようになりました。
チームマネジメントで留意したのは、スタッフのスキルとスケジュールのマッチングです。決められた日までに仕上げるためにはこの陣容で大丈夫か、それとも増強した方がいいのか。後者と判断したときは、すぐに手を打ちました。リーダーとして判断に迷ったとき、また新たな行動を起こすとき、何よりありがたいと感じたのは目の前にいる上司の存在です。問題解決のためにグループの枠を越えて迅速に動いたり、お客様も巻き込んで状況改善を推進したりするなど、素早く的確な行動には非常に助けられました。グループでの配属、上司やメンバーとの距離の近さなど、パーソルR&Dのはたらく環境の素晴らしさは、リーダーになった今でも実感しています。

自動運転開発の中核領域へ。
チーム力増強が重要課題。

現在はリーダーとしてマネジメントに注力するとともに、エンジニアとしてのキャリアも重ねています。2016年からは車載電子制御ユニット用のソフトウェアを共通化するAUTOSARの設計を担当。また、2019年からは新たな配属先において、光を使ったリモートセンシング技術であるLiDARの設計・開発に取り組んでいます。LiDARは自動運転車が周囲の状況を認識し、安全に走行するために欠かせない技術。人が運転に介在しない走行を実現するレベル4の自動運転では、まさに「目」となるものです。着任間もない私は、C言語やMATLAB、Pythonといったプログラム言語を使用しながら、センサーから取得したデータを、ツールへの入力用フォーマットに変更する作業を行っています。これからの自動車の中核となる技術だけに、今後はよりコアな部分を担当できるように知識と技術力を身につけることが課題です。
また、このプロジェクトの全体像をお客様からヒアリングし、チームとして上流工程に進出していくアピールは継続して行っていきたいと思います。そのために必要なのは、制御分野のチーム力増強。10名程の現チームを分割し、それぞれを充実させるためには、中心となるリーダーの育成が先決と考えてアクションを起こしていく計画です。

このコンテンツは2019年9月現在の情報です。