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パイオニア、進化型AIドライビングパートナー「NP1」を発売
パイオニア株式会社(以下、パイオニア)は、3月2日に「音声」と「通信」を利用したコネクテッドデバイス「NP1」を発売します。
パーソナライズされるドライビングパートナー
パイオニアが今回発売したコネクテッドデバイス「NP1」には、モビリティAIプラットフォーム「Piomatix(パイオマティクス)」が採用されています。Cerence社の自然対話型音声認識エンジンをドライビングパーソナル音声AIと組み合わせることで、操作や検索などを音声のみで行えます。
またOTA(Over The Air)と呼ばれるデータの送受信を無線通信で行うための技術を利用することで、コネクテッドデバイスの機能をアップデートしたり新機能を追加したりすることができます。
「NP1」ではドライバーの運転スタイルを学習し過去の情報を組み合わせ、デバイスが各ドライバーに合わせた情報提供をします。また自然対話型音声認識エンジンと自動保存された情報により、あいまいな表現でドライバーが情報を求めても目的地を提供できるなど、各ドライバーにとって最適なシステムになっていきます。
そしてルート誘導などの情報もレーンや目標物を今までよりも細かく音声で伝えることで、ドライバーの負担を減らし運転に集中できる環境を作ります。
複雑になってきた自動車の操作を軽減
現在の自動車は機器が進化し便利になる一方で、ドライバーが接し処理する情報量が多くなり、その確認や操作などがドライバー自身の負担やストレスにもなっています。
膨大な量の情報を処理し瞬時の判断をしたりクラウドを利用したりすることで最新のサービスを提供するなど、これからのモビリティプラットフォームはAIなどで車両やドライバーの状況から今後を予測し、ドライバーの負担やストレスを減らすことが重要となっていきます。
(画像はプレスリリースより)
- パイオニア株式会社のプレスリリース
https://jpn.pioneer/ja/corp/news/press/index/2657/
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