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IBMが4,000ビットを超えるシステムを提供、ロードマップ拡充

IBM(R)がロードマップの拡充を発表

IBM(R)がロードマップの拡充を発表

2022513日、IBM(R)が量子コンピューティングの実現に向けて、ロードマップを拡充することを発表しました。量子システムの量子ビット数を、新ロードマップで数十万ビットまで拡大します。「IBM Osprey」(433量子ビットプロセッサー)も発表予定です。新プロセッサーは各個で接続できるようにモジュール化されており、ソフトウェアと連携します。

モジュール式量子コンピューティングでは、複数プロセッサー間の並列処理および古典領域での通信、短距離チップ間接続、量子通信リンクという拡張技術を量子プロセッサーのスケーラビリティーに用い、4,000量子ビット以上のプロセッサーを実現させようとしています。

同社が開発したQiskit Runtimeは、量子ハードウェア・クエリを便利なインターフェースにカプセル化でき、ユーザー・アプリケーションを高速化します。先行実験(2017年)から分子シミュレーション能力を120倍に高速化しました。

世界初のユニバーサル量子プロセッサー発表予定

世界初のユニバーサル量子プロセッサー発表予定

同社はコア量子ソフトウェアへサーバーレス・アプローチし、2023年にハードウェア「IBM Condor」(1,000量子ビット以上)の発表を予定しています。世界で初となるユニバーサル量子プロセッサーです。

新システムには、複数の量子プロセッサーを接続するために、テクノロジー・スタックの全層にモジュール性および柔軟性を組み込んだIBM Quantum System Two2023年プロトタイプ稼働)を利用します。

学術機関・企業と連携することで、IBMに所属する暗号専門家が開発した量子安全スキームを用いて量子安全を図ります。IBM Quantum Safeポートフォリオも発表予定です。

(画像はプレスリリースより)

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