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新設計ロボットアームで可搬重量20キロを実現、「UR20」
URが新たな協働ロボットを発表
Universal Robots AS(ユニバーサルロボット、以下「UR」)は6月22日、可搬重量20kgの新たな協働ロボットとなる「UR20」を発表しました。従来の技術・知見を活かし、ユーザーインターフェースは維持しますが、新たに一から設計された最新製品となっています。
「UR20」では、新設計のジョイントを採用し、移動速度の向上を実現するとともに、より大きな荷重に対応可能となりました。リーチは1,750mmと十分にあり、標準的なパレットのサイズをカバー、梱包やパレタイジングの自動化に寄与します。
設置面積はごく小さく済み、既存の生産スペースでさらなる生産性向上を図れるメリットもあります。高度なソフトウェア拡張機能も組み込んでおり、ユーザーに対し、これまでにないモーションコントロール機能をもたらす製品になったとしています。
使いやすさはそのままに、よりパワフルで頼れる存在へ
「UR20」の用途としては、パレタイジングのほか、溶接やマテリアルハンドリング、マシンローディング、マシンテンディングといったものが想定されています。
URではこの他にも、広範なパートナーエコシステムから、「UR20」を活用した革新的ソリューションが生み出されることを期待しているともしました。
「UR20」は、高品質、美しく無駄のない洗練された北欧デザイン、ソフトウェアからエンドキャップにいたるまでユーザーエクスペリエンスにこだわり、一から開発された協働ロボットです。URは次世代モデルとして、市場へ可搬重量の大きな製品を投入し、これまで自動化できなかった作業も担えるようにしていく方針です。
(画像はプレスリリースより)
- Universal Robots ASによるプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000045878.html
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